やっぱり変
朝、1歳半の息子を抱いて駅前に立っているとスルスルと長い車体の真っ白のリンカーンリムジンがやってきた。ドアが開き恐る恐る中に入ると紫を基調としたラウンジのような車内。誰も乗っていない。端にちんまり座る。息子も緊張しているのか、やけに大人しい。約20分後、着いた所は・・・自動車教習所。
「自動車の免許を取ろう」と思いつき、今のようにネットもない時代、電話帳を見ながらあちこち電話をかけて安くて送迎があって託児所のある教習所を探し見つけたのがここです。このとっても目立つ恥ずかしい送迎が無ければあとは快適。順調に教習は進み、最後、オプションの高速教習までたどり着きました。でもこれが極め付け。なんと教習車が左ハンドルのBMW。車に詳しくない私でも高級車だと言う事くらい分かりました。全く慣れない左ハンドル、運転中考える事は「この車に傷をつけたら、いくら払うのだろう」こればかり。直ぐ左に見える高速道路のトンネルの壁に吸い寄せられるような恐怖。「は〜い、もう少し速くね。」と言う教官の声。一生忘れられない時間でした。
どちらの車も二度と乗る事、運転する事はないでしょうから、良い経験だったのかも。でも、どう考えても変な教習所でした。(T.G.)
「自動車の免許を取ろう」と思いつき、今のようにネットもない時代、電話帳を見ながらあちこち電話をかけて安くて送迎があって託児所のある教習所を探し見つけたのがここです。このとっても目立つ恥ずかしい送迎が無ければあとは快適。順調に教習は進み、最後、オプションの高速教習までたどり着きました。でもこれが極め付け。なんと教習車が左ハンドルのBMW。車に詳しくない私でも高級車だと言う事くらい分かりました。全く慣れない左ハンドル、運転中考える事は「この車に傷をつけたら、いくら払うのだろう」こればかり。直ぐ左に見える高速道路のトンネルの壁に吸い寄せられるような恐怖。「は〜い、もう少し速くね。」と言う教官の声。一生忘れられない時間でした。
どちらの車も二度と乗る事、運転する事はないでしょうから、良い経験だったのかも。でも、どう考えても変な教習所でした。(T.G.)