彼岸花は考えている
昨日(9/16)刈り取りの終わった田圃わきの道を通っていたら、彼岸花が咲いていました。
「ああ、彼岸が来るんだ」と思いました。暑さ寒さも彼岸まで、昼と夜の時間が同じというこの時に、きっちりと、気温や時を計ったように咲きます。一昨日は咲いていなかったように思います。冬枯れの畦や土手に我が物顔に葉を伸ばし、ふんぞり返って太陽を独り占めしているのも彼岸花です。
春が過ぎて、他の雑草が伸び始めたら、あっさりと葉を枯らし地中に眠ったように潜み、他の植物に太陽の恵みを譲ります。夏草は勢い良く伸びますが、まだ伸び盛りのころ、稲刈りが始まる前に刈られてしまいます。畦や土手がさっぱりし、稲刈りが終った頃、刈られる心配がなくなった頃、見計らったように花を咲かせ、葉を広げ始めます。これからしばらくは独り勝ち状態になります。彼岸花は考えていると思います。
(朝顔も考えている)
我が家の玄関に3鉢、6株の朝顔の棚があります。毎日毎日100前後の花が咲きます。水やり、追肥の手当てもさることながら、夕方全ての花殻を、数を楽しみに摘むようにしています。すると摘んだその節に次の花芽を伸ばしてきます。次世代を残す為に、必死に次の花を用意しているようです。花殻を摘まずにおくとすぐ種が出来てしまい、「これでもういいや」と考え次の花芽つくりを怠るようです。朝顔も考えているようです。(松岡寿夫)
「ああ、彼岸が来るんだ」と思いました。暑さ寒さも彼岸まで、昼と夜の時間が同じというこの時に、きっちりと、気温や時を計ったように咲きます。一昨日は咲いていなかったように思います。冬枯れの畦や土手に我が物顔に葉を伸ばし、ふんぞり返って太陽を独り占めしているのも彼岸花です。
春が過ぎて、他の雑草が伸び始めたら、あっさりと葉を枯らし地中に眠ったように潜み、他の植物に太陽の恵みを譲ります。夏草は勢い良く伸びますが、まだ伸び盛りのころ、稲刈りが始まる前に刈られてしまいます。畦や土手がさっぱりし、稲刈りが終った頃、刈られる心配がなくなった頃、見計らったように花を咲かせ、葉を広げ始めます。これからしばらくは独り勝ち状態になります。彼岸花は考えていると思います。
(朝顔も考えている)
我が家の玄関に3鉢、6株の朝顔の棚があります。毎日毎日100前後の花が咲きます。水やり、追肥の手当てもさることながら、夕方全ての花殻を、数を楽しみに摘むようにしています。すると摘んだその節に次の花芽を伸ばしてきます。次世代を残す為に、必死に次の花を用意しているようです。花殻を摘まずにおくとすぐ種が出来てしまい、「これでもういいや」と考え次の花芽つくりを怠るようです。朝顔も考えているようです。(松岡寿夫)